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味気
ふりがな文庫
“味気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
味氣
読み方
割合
あじき
52.6%
あじけ
31.6%
あぢき
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あじき
(逆引き)
頬
(
ほお
)
はこけ、眼の下にふかいたるみが出来た上に、皮膚の色はどす黒く
濁
(
にご
)
っていた。鏡を見るごとに
味気
(
あじき
)
なさが身に
沁
(
し
)
みるようである。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
味気(あじき)の例文をもっと
(20作品)
見る
あじけ
(逆引き)
苦しみもない代わりには、普通の生きものの
有
(
も
)
つ楽しみもない。無味、無色。
誠
(
まこと
)
に
味気
(
あじけ
)
ないこと
蝋
(
ろう
)
のごとく砂のごとしじゃ。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
味気(あじけ)の例文をもっと
(12作品)
見る
あぢき
(逆引き)
母君
(
はゝぎみ
)
の
頼
(
ほ
)
にキスして
行
(
ゆ
)
き給ふ愛らしさ、
傍目
(
わきめ
)
にも子を持たぬ人の覚え
能
(
あた
)
はぬ快さを覚え申し
候
(
さふらふ
)
。
巴里
(
パリイ
)
とははや三時間も時の違ひ
候
(
さふら
)
ふらん。
味気
(
あぢき
)
なく
候
(
さふら
)
ふかな。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
味気(あぢき)の例文をもっと
(6作品)
見る
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“味気”で始まる語句
味気無
検索の候補
厭味気
味気無
気味
無気味
気味悪
不気味
気不味
薄気味
気味合
自棄気味
“味気”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
相馬泰三
酒井嘉七
下村湖人
与謝野寛
ニコライ・ゴーゴリ
小島烏水
久保田万太郎
中里介山
島崎藤村