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あじけ
ふりがな文庫
“あじけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
味気
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味気
(逆引き)
「日ごと、そちと共に、大坂城のおふすまを描きには通うておるが……。
権門
(
けんもん
)
の壁に生涯の
業
(
ぎょう
)
をそそぐのは、時にふと、
味気
(
あじけ
)
ない気がしないでもないのう」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
酒場の近くに佇んでいるのに気がつく、そして又もや
味気
(
あじけ
)
ない日常生活が彼の面前にそそり立つのである。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
いつも自分で
行李
(
こうり
)
を
締
(
し
)
めていた一人の時の
味気
(
あじけ
)
なさが思い出されてきて、「とにかく二人で長くやって行きたい」とこんなところで、——
妙
(
みょう
)
にあまくなってゆく。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
あじけ(味気)の例文をもっと
(12作品)
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