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骸子
ふりがな文庫
“骸子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいころ
60.0%
さい
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいころ
(逆引き)
よろしい……ところがわれわれは千回
骸子
(
さいころ
)
を振るといつも半々位の割合で奇偶が出ることをしっている。
黒い手帳
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
骸子
(
さいころ
)
をふる場合に、自分の出したい目を念じてふると、その目が出るという一種の信仰は、日本でも昔からあったが、アメリカでも同様なことが考えられているらしい。
心霊現象と科学:――『心の領域』について――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
骸子(さいころ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さい
(逆引き)
博奕を開いた最初一日二日は
態
(
わざ
)
と負けてやり、その間に向うの手筋を看破し、
且
(
か
)
つ
骸子
(
さい
)
の
印
(
しるし
)
を覚えて置いて、それから捲き上げに掛る。
さまよう町のさまよう家のさまよう人々
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
二俵の米に執着し切った彼の頭はしかし、車座になって勝負を争ったその最初から乱れていた。
骸子
(
さい
)
ころを睨んでいる彼の目は血走り、息はせわしくはずんでいた。
鰊漁場
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
骸子(さい)の例文をもっと
(2作品)
見る
骸
常用漢字
中学
部首:⾻
16画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“骸”で始まる語句
骸骨
骸
骸炭
骸骨化本部
骸色
骸晶
骸殻
骸等
骸顱
骸目的
“骸子”のふりがなが多い著者
島木健作
直木三十五
久生十蘭
国枝史郎
中谷宇吉郎