“さいころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サイコロ
語句割合
骰子85.0%
骸子10.0%
5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人生の明暗喜怒哀楽をのせて転々ところぶ人生双六の骰子さいころはかくて感激にふるえる両君の手で振られて、両君は西と東に別れて
アド・バルーン (新字新仮名) / 織田作之助(著)
可笑をかしいのは賭博ばくちが好きだつたからといつて、墓石はかいし骰子さいころの目まで盛つたのがあつた事だ。
少し離れた床の上では、十二人の羅馬兵が骸子さいころもてあそんでいる。
大衆文芸作法 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
これがかれらの学説なんだ。よろしい……ところがわれわれは千回骸子さいころを振るといつも半々位の割合で奇偶が出ることをしっている。もし目がいつも新しいものなら、もし奇偶に法則がないものなら、なぜ奇数ばかり、あるいは偶数許り千回つづけて出るような出鱈目なことがないのだろう。それは不可能じゃない、と数学者はいうだろう。
黒い手帳 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
その代にさいころを出し「これを覚えなくつちやあいけねえ」といひ、しやがみて善太の持ち居る手遊の竹笊たけざるに入れて伏せ「勝負」と声をかけ「二六の長よ」といひて笊を取る。