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噯気
ふりがな文庫
“噯気”の読み方と例文
旧字:
噯氣
読み方
割合
おくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくび
(逆引き)
また、母も、わたくしが年頃になり、売物として花を飾らなければならない必要から、乞食の子呼ばりは
噯気
(
おくび
)
にも出さなくなりました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
彼の貪食ぶりは言語に絶した壮観で、挑みかかるようにありったけのものを喰いつくすと、喉を鳴らして遠慮なく
噯気
(
おくび
)
をした。
黒い手帳
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
……これまで手前共の方からはあれの
素性
(
すじょう
)
については、ただの一度だって、一切
噯気
(
おくび
)
にも出したことがござりましねえのに
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
噯気(おくび)の例文をもっと
(17作品)
見る
“噯気”の意味
《名詞》
噯 気(あいき, おくび)
げっぷ。
(出典:Wiktionary)
“噯気(げっぷ)”の解説
げっぷとは、胃の中にたまったガスが、食道・口腔を経て、音を伴って口から排出される現象。医学的には噯気(あいき)という。また、一般にはおくび(噯、噯気)ともいう。
(出典:Wikipedia)
噯
漢検1級
部首:⼝
16画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“噯気”の関連語
曖気
“噯”で始まる語句
噯
噯呀
噯氣
“噯気”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
辻村伊助
加藤道夫
中勘助
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
ロマン・ロラン
林不忘
久生十蘭
薄田泣菫