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曖気
ふりがな文庫
“曖気”の読み方と例文
読み方
割合
おくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくび
(逆引き)
鱷は二度目に物を呑む運動をした。イワンは腰まで隠れた。又
曖気
(
おくび
)
をする。又呑む。それを度々繰り返す。見る見るイワンの体は鱷の腹中に這入つて行くのである。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
と正木博士は
曖気
(
おくび
)
をしながら
反
(
そ
)
り返った。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
それから丁度
翻芻族
(
はんすうぞく
)
の獣のやうに、
曖気
(
おくび
)
をした。そこでイワンの体が又少し吐き出された。イワンは鱷の口から飛び出さうと思つて、一しよう懸命盤の縁に両手で搦み付いた。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
曖気(おくび)の例文をもっと
(2作品)
見る
曖
常用漢字
中学
部首:⽇
17画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“曖気”の関連語
噯気
“曖”で始まる語句
曖昧
曖昧糢糊
曖昧模糊
曖昧宿
曖昧屋
曖々然
曖昧朦朧
曖
曖々
曖眛
“曖気”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
夢野久作