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恬淡
ふりがな文庫
“恬淡”の読み方と例文
読み方
割合
てんたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんたん
(逆引き)
自分の金銭に対する
恬淡
(
てんたん
)
さを彼らが全然理解していないことに対する
憤懣
(
ふんまん
)
とで、すっかり機嫌を悪くしたまま、伯父はその家を出た。
斗南先生
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
だが安宅先生に於ては遂に魚を手元へ収め得ないのを知ってからは、最後に
恬淡
(
てんたん
)
を装って悲しみの投げ罠のような業さえいたします。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
この時代の代表的
剣客
(
けんかく
)
で、
性
(
せい
)
恬淡
(
てんたん
)
磊落
(
らいらく
)
であり、仕官を嫌って生涯仕えず、市井遊侠の徒と多く交わり、無拘束をもって終始したという。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
恬淡(てんたん)の例文をもっと
(60作品)
見る
“恬淡”の意味
《名詞》
性格があっさりしていて欲が無いこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
恬
漢検1級
部首:⼼
9画
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“恬淡”で始まる語句
恬淡洒脱
恬淡無碍
検索の候補
恬淡洒脱
恬淡無碍
無慾恬淡
“恬淡”のふりがなが多い著者
九鬼周造
吉川英治
梅崎春生
国枝史郎
甲賀三郎
内田魯庵
林不忘
中島敦
岡本かの子
長谷川時雨