“磊落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らいらく98.5%
きさく0.7%
らくらく0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両親は初め、彼のそういう好意をかなり悪意の眼でながめていたが、ついにはその騒々しい隣人の磊落らいらくな様子に気が折れてしまった。
梅子さん、磊落きさくな方ですから、何卒御遠慮なくネ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
努めて磊落らくらくであろうとしたのだ。けれどすこし話しているまに、そういう努力はすぐ霧消して、彼のすがたはやはり知性の結晶にかえっていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)