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『車上の春光』
ふりがな文庫
『
車上の春光
(
しゃじょうのしゅんこう
)
』
四月廿九日の空は青々と晴れ渡って、自分のような病人は寝て居る足のさきに微寒を感ずるほどであった。格堂が来て左千夫の話をしたので、ふと思いついて左千夫を訪おうと決心した。左千夫の家は本所の茅場町にあるので牡丹の頃には是非来いといわれて居たから …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「ホトトギス 第三巻第十号」1900(明治33)年7月30日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
水溜
(
みずため
)
頬冠
(
ほおかむり
)
乳
(
ちち
)
疑
(
うたがい
)
吹抜
(
ふきぬき
)
暇乞
(
いとまごい
)
復
(
また
)
褪
(
あ
)
筵帆
(
むしろぼ
)
袂
(
たもと
)
衝
(
つ
)
蛤
(
はまぐり
)
藍
(
あい
)
薺
(
なずな
)
紛
(
まぎ
)
籠
(
こも
)
鶩
(
あひる
)
襤褸
(
ぼろ
)
覚束
(
おぼつか
)
詠
(
よ
)
談柄
(
だんぺい
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
途
(
みち
)
這入
(
はい
)
遡
(
さかのぼ
)
額
(
ひたい
)
鯉
(
こい
)
鰻
(
うなぎ
)
鴉
(
からす
)
更
(
ふ
)
亀戸
(
かめいど
)
冕
(
かんむり
)
削
(
けず
)
厩橋
(
うまやばし
)
塵
(
ちり
)
容斎
(
ようさい
)
幟
(
のぼり
)
日向
(
ひなた
)
昼餉
(
ひるげ
)
暁斎
(
ぎょうさい
)
暫
(
しばら
)
秀真
(
ほつま
)
木賊
(
とくさ
)
本所
(
ほんじょ
)
林檎
(
りんご
)
格堂
(
かくどう
)
歩行
(
ある
)
浚
(
さら
)
牡丹
(
ぼたん
)
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
盃
(
さかずき
)