“談柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんぺい86.7%
だんへい6.7%
だんべい6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯、何時いつもよりも口数が少くなつて、ややもすると談柄だんぺいを失しがちである。そこで津藤は、これを嫖客へうかくのかかりやすい倦怠アンニユイだと解釈した。
孤独地獄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
雪のついでにその大略を記して好古家かうこか談柄だんへいするのみ。
「ハ、閣下、あれが先刻も談柄だんべいに上りましたる、社会党の篠田と申すもので御座りまする」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)