“だんぺい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
談柄92.9%
団平7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
通を曲って横町へ出て、なるべく、話の為好しいしずかな場所を選んで行くうちに、何時か緒口いとくちが付いて、思うあたりへ談柄だんぺいが落ちた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
さるにても、季節中の魅惑たる花合戦、花馬車競技も、もはや旬日の間に迫ったることとて、衆口談柄だんぺいは期せずしてその品隙とりざたに移って行く。
その間にも浜ではもう一つの団平だんぺいが騒いでいるのだ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)