“談敵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなしがたき50.0%
だんてき25.0%
はなしあいて25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなた様の談敵はなしがたきが、これへお見えになったとのこと——それはいかなるお方でございましたか知ら
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
齋藤巡査さいとうじゆんさ眞鶴まなづる下車げしやしたので自分じぶん談敵だんてきうしなつたけれど、はら入口いりくちなる門川もんかはまでは、退屈たいくつするほど隔離かくりでもないのでこまらなかつた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そうした場合庸三はいつも無口で、葉子が客の朗らかな談敵はなしあいてになるのであったが、差向いの時よりも、その方がかえって庸三の神経に、いくらかの余裕となごみが与えられるのであった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)