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『孤独地獄』
ふりがな文庫
『
孤独地獄
(
こどくじごく
)
』
この話を自分は母から聞いた。母はそれを自分の大叔父から聞いたと云つてゐる。話の真偽は知らない。唯大叔父自身の性行から推して、かう云ふ事も随分ありさうだと思ふだけである。 大叔父は所謂大通の一人で、幕末の芸人や文人の間に知己の数が多かつた。河 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新思潮」1916(大正5)年4月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
倦怠
(
アンニユイ
)
反
(
かへ
)
此方
(
こつち
)
嫖客
(
へうかく
)
顴骨
(
けんこつ
)
凡
(
およそ
)
竹内
(
ちくない
)
境界
(
きやうがい
)
所謂
(
いはゆる
)
慌
(
あわただ
)
手合
(
てあひ
)
縞
(
じま
)
下総
(
しもふさ
)
尤
(
もつと
)
寧
(
むしろ
)
寒川
(
さむかは
)
注
(
そそ
)
白木
(
しろき
)
口吻
(
こうふん
)
厠
(
かはや
)
物故
(
ぶつこ
)
動
(
やや
)
猶
(
なほ
)
馴染
(
なじ
)
禅超
(
ぜんてう
)
疏抄
(
そせう
)
痙攣
(
けいれん
)
拵
(
こしら
)
粉本
(
ふんぽん
)
細木
(
さいき
)
綽号
(
あだな
)
苦艱
(
くげん
)
菫野
(
すみれの
)
華魁
(
おいらん
)
許
(
もと
)
談柄
(
だんぺい
)
贅
(
ぜい
)
遇
(
あ
)
錦木
(
にしきぎ
)
香以
(
かうい
)
黒子
(
ほくろ
)
年
(
とし
)
仔細
(
しさい
)
何時
(
いつ
)
俳名
(
はいみやう
)
冬映
(
とうえい
)
匇々
(
そうそう
)
口許
(
くちもと
)
否
(
いな
)
大通
(
だいつう
)
容子
(
ようす
)
幇間
(
ほうかん
)
疎忽
(
そこつ
)
彼是
(
かれこれ
)
後
(
あと
)
恣
(
ほしいまま
)
懸守
(
かけまもり
)
戯作
(
げさく
)
欄干
(
らんかん
)
沈湎
(
ちんめん
)
津藤
(
つとう
)
燈籠
(
とうろう
)
界隈
(
かいわい
)