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沈湎
ふりがな文庫
“沈湎”の読み方と例文
読み方
割合
ちんめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんめん
(逆引き)
この日も君江はこの快感に
沈湎
(
ちんめん
)
して、
転寐
(
うたたね
)
から目を覚した時、もう午後三時近くと知りながら、なお枕から顔を
上
(
あげ
)
る気がしなかった。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
沈湎
(
ちんめん
)
たるその眉を見て、城太郎はひそかに怖れをなした。馬糧小屋の中で小茶ちゃんと遊んだことが分ったのではないかと思って——
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
俗見の
傀儡
(
かいらい
)
同様だッた俺の半生を諷刺し、俺を悲運に
沈湎
(
ちんめん
)
させた卑小な気質に報復するのに、これこそは恰好な方法だと思った。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
沈湎(ちんめん)の例文をもっと
(42作品)
見る
“沈湎”の意味
《名詞》
酒色などに耽ること。
酒におぼれ、生活が荒ぶこと。
(出典:Wiktionary)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
湎
漢検1級
部首:⽔
12画
“沈湎”で始まる語句
沈湎冒色
沈湎蒼白
検索の候補
沈湎冒色
沈湎蒼白
“沈湎”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
吉川英治
平出修
橘外男
パウル・トーマス・マン
南部修太郎
内田魯庵
林不忘
福沢諭吉
永井荷風