“唐辛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうがらし62.1%
たうがらし34.5%
からし3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉江さん暑い時分に唐辛とうがらしのような刺戟物がるのは暑くなると人の身体からだは皮膚へ熱の刺撃を受て内部の血液が皮膚の方へあつまります。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「何を仰有るんです。」若い志望者は唐辛たうがらしのやうに真赤になつてふるへた。「僕はまだそんな真似をする程堕落はしません。」
国民党の脱会者だつたら、思ひ出すたびに、持前の唐辛からしのやうな皮肉を浴びせ掛けるのだが、相手が刀剣かたなであつてはさうも出来ない。