“古参”のいろいろな読み方と例文
旧字:古參
読み方割合
こさん50.0%
こざん25.0%
ふるひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわば見習いの格で、古参こさんの人たちのあとに付いて、ああしろこうしろのお指図次第に、尻ッ端折ぱしょりで駈けずり廻っていたんですから、時には泣くような事もありましたよ
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「ふん、如何に中原ちゅうげんの鹿を射当てた果報者じゃとて、新役しんやくは新役、何もそうお高く留まらずとも、古参こざん一同に年賀の礼ぐらい言われぬはずはござるまいッ!」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
年配の男は権と同じ工場の古参ふるひ職工だ
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)