古参こさん)” の例文
旧字:古參
いわば見習いの格で、古参こさんの人たちのあとに付いて、ああしろこうしろのお指図次第に、尻ッ端折ぱしょりで駈けずり廻っていたんですから、時には泣くような事もありましたよ
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
弥勒みろくももうずいぶん古参こさんだから、居心地は悪くはないけれど、いかにしても遠いからね、君
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)