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『昼のお月さま』
ふりがな文庫
『
昼のお月さま
(
ひるのおつきさま
)
』
「万歳!」と、いう声が、どこか遠くの方から、きこえてきました。 「兄ちゃん、停車場だね、また、兵隊さんが出征するんだよ。」と、良二が、いいました。 「いってみようか、良ちゃん。」 兄の太郎は目をかがやかして、青々とした、秋の空を見やりました …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「せうがく三年生」1938(昭和13)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
月
(
つさ
)
走
(
はしり
)
下
(
さ
)
祝
(
しゅく
)
良
(
りょう
)
上
(
あ
)
上
(
うえ
)
額
(
がく
)
代
(
か
)
布
(
ぬの
)
銀杏
(
ぎんなん
)
中
(
なか
)
兄
(
あに
)
先
(
さき
)
入
(
はい
)
兵
(
へい
)
出
(
だ
)
口
(
ぐち
)
往来
(
おうらい
)
我
(
わ
)
方
(
ほう
)
苦
(
くる
)
話
(
はな
)
貨物
(
かもつ
)
音
(
おと
)
頭
(
あたま
)
万歳
(
ばんざい
)
上
(
のぼ
)
不義
(
ふぎ
)
丸
(
まる
)
事変
(
じへん
)
二人
(
ふたり
)
人
(
ひと
)
休
(
やす
)
伸
(
の
)
停車
(
ていしゃ
)
僕
(
ぼく
)
兄
(
にい
)
兄弟
(
きょうだい
)
入
(
い
)
兵士
(
へいし
)
兵隊
(
へいたい
)
出
(
で
)
出征
(
しゅっせい
)
友
(
とも
)
叫
(
さけ
)
向
(
む
)
吹
(
ふ
)
喜
(
よろこ
)
坂
(
さか
)
塹壕
(
ざんごう
)
壮途
(
そうと
)
声
(
こえ
)
大
(
おお
)
天
(
てん
)
太郎
(
たろう
)
姿
(
すがた
)
子供
(
こども
)
字
(
じ
)
実
(
み
)
宮
(
みや
)
山
(
やま
)
幾
(
いく
)
引
(
ひ
)
弱虫
(
よわむし
)
後
(
あと
)
思
(
おも
)
戦争
(
せんそう
)
押
(
お
)
拝
(
おが
)
持
(
も
)
支那
(
しな
)
旗
(
はた
)
日
(
ひ
)
昼間
(
ひるま
)
時分
(
じぶん
)
景色
(
けしき
)
書
(
か
)
月
(
つき
)
森
(
もり
)
構内
(
こうない
)
歩
(
ある
)
毎日
(
まいにち
)
汗
(
あせ
)
汽笛
(
きてき
)
汽車
(
きしゃ
)
浮
(
う
)
父
(
とう
)
父親
(
ちちおや
)
白
(
しろ
)
目
(
め
)
着
(
つ
)
石炭
(
せきたん
)
神
(
かみ
)
秋
(
あき
)
秋風
(
あきかぜ
)
空
(
そら
)
立
(
た
)
笑
(
わら
)
答
(
こた
)