“停車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていしゃ40.0%
ていしや40.0%
10.0%
とま10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大臣だいじんっていた列車れっしゃが、途中とちゅう不時ふじ停車ていしゃをしたというので、また問題もんだいになりました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
田端たばた停車ていしやしたときその立上たちあがつて、夕靄ゆうもやにぽつとつゝまれた、あめなかなるまちはうむかつて、一寸ちよつと会釈ゑしやくした。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
クルガンの停車場へ停車く前に煙草たばこもうと思ってね、喫煙室へ出かけたものさ。あの女の前を通った時だ。不意に女が立ち上がって僕の腰の辺へぶつかったよ。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
停車とまつた汽車が蒼みがかつた白い湯気を吐いてゐる。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)