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不時
ふりがな文庫
“不時”の読み方と例文
読み方
割合
ふじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふじ
(逆引き)
今
(
いま
)
珈琲
(
カツヒー
)
を
運
(
はこ
)
んで
來
(
き
)
た
小間使
(
こまづかひ
)
の
顏
(
かほ
)
にも
其
(
その
)
忙
(
いそ
)
がしさが
見
(
み
)
へるので、
若
(
も
)
しや、
今日
(
けふ
)
は
不時
(
ふじ
)
の
混雜中
(
こんざつちう
)
ではあるまいかと
氣付
(
きづ
)
いたから、
私
(
わたくし
)
は
急
(
きふ
)
に
顏
(
かほ
)
を
上
(
あ
)
げ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
階段の下は錠口になっていて、
不時
(
ふじ
)
の攘夷派の襲撃にそなえるために、車びきの重い、
土扉
(
つちど
)
が閉まり、出入のたびに、いちいち鍵で開閉することになっている。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
星月夜
(
ほしづきよ
)
の光に映る
物凄
(
ものすご
)
い影から判断すると
古松
(
こしょう
)
らしいその木と、突然一方に聞こえ出した
奔湍
(
ほんたん
)
の音とが、久しく都会の中を出なかった津田の心に
不時
(
ふじ
)
の一転化を与えた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
不時(ふじ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“不時”の意味
《名詞》
不 時(ふじ)
思いがけない時。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“不時”で始まる語句
不時着
検索の候補
不時着
不況時代
少時不言
時悉不敢害
行住坐臥不問時節
“不時”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
木内高音
村井弦斎
押川春浪
作者不詳
吉川英治
久生十蘭
夏目漱石
小川未明