“直談判”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じきだんぱん60.0%
じかだんぱん20.0%
ぢきだんぱん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直談判じきだんぱんをして失敗した顛末てんまつを、川添のご新造にざっと言っておいて、ギヤマンのコップに注いで出された白酒を飲んで、暇乞いとまごいをした。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「若先生に直談判じかだんぱんというて美しい女子おなごが乗り込んで来た、前代未聞ぜんだいみもんの道場荒し」
其上そのうへ宗助そうすけ安之助やすのすけが、不足ふそくところ分擔ぶんたんすること出來できたらと小六ころくつてかしたのは、宗助そうすけ自身じしんであつた。小六ころくあに運動うんどうたずに、すぐ安之助やすのすけ直談判ぢきだんぱんをした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)