“陸上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りくじよう37.5%
りくじやう25.0%
おか12.5%
あげ12.5%
りくあ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わがくに陸上りくじよう火山かざん巡見じゆんけんするにあたつてどうしてもはぶくことの出來できないのは、富士山ふじさんたか三千七百七十八米さんぜんしちひやくしちじゆうはちめーとる)であらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此時このとき電光艇でんくわうていはるかのおきから海岸かいがんちかづきたり、櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさは、無事ぶじ一隊いつたい水兵すいへいとも上陸じやうりくしてたので、陸上りくじやう一同いちどうたゞちに其處そこ驅付かけつけた。
現在、陸上おかでは酒場のみやでも税関でも海員ふね奴等やつらが寄るとさわるとそのうわさばっかりで持切もちきってますぜ。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
生魚さかな陸上あげるのと
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
数年前には台湾たいわんより多量のバナナが日本の内地に輸入せられ、大きなかごに入れたまま、それが神戸港こうべこうなどに陸上りくあげせられた時はまだ緑色であった。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)