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生生
ふりがな文庫
“生生”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なまなま
41.2%
せいせい
23.5%
いきいき
17.6%
いき/\
11.8%
なま/\
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまなま
(逆引き)
老宰相は夫人が
掴
(
つか
)
まえられたことを見届けると床の板を剥いだ。床の下には
被
(
ひ
)
に包んだ悪僧の死骸があった。被には
生生
(
なまなま
)
しい血の斑点があった。
悪僧
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
生生(なまなま)の例文をもっと
(7作品)
見る
せいせい
(逆引き)
かぎようによってはむれるような
厭
(
いや
)
な匂いであるが、
生生
(
せいせい
)
の気の
溢
(
あふ
)
れている青葉の匂いが
漂
(
ただよ
)
うていて、読書に疲れた頭を休めるには適している晩であったが、なんだか不安で厭で
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
生生(せいせい)の例文をもっと
(4作品)
見る
いきいき
(逆引き)
今の
儘
(
まゝ
)
の顔
立
(
だち
)
でよいから、表情と
肉附
(
にくづき
)
の
生生
(
いきいき
)
とした活動の美を備へた女が
殖
(
ふ
)
えて
欲
(
ほ
)
しい。髪も黒く目も黒い日本式の女は
巴里
(
パリイ
)
にも
沢山
(
たくさん
)
にある。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
生生(いきいき)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いき/\
(逆引き)
廊下はさつきの焼き立てのパンと麹との匂の外に、多勢の人間が置いて行つた
生生
(
いき/\
)
した香がしてゐる。それから階段の所へ出た。
死
(新字旧仮名)
/
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
(著)
生生(いき/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
なま/\
(逆引き)
自分達は
伯林
(
ベルリン
)
に
五日
(
いつか
)
滞在した。何となく支那風に重苦しい、そして
田舎
(
ゐなか
)
者が成り
上
(
あが
)
つたやうに
生生
(
なま/\
)
しい
凡
(
すべ
)
ての感じは、其れ以上滞在して居られない様な気がした。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
生生(なま/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“生生”で始まる語句
生生姜
“生生”のふりがなが多い著者
大手拓次
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
与謝野寛
山村暮鳥
与謝野晶子
上田敏
北原白秋
室生犀星
田中貢太郎
萩原朔太郎