“なま/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生々96.0%
生生4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜戸を入つて二三十歩行くと、新に芝地を掘り返した畑で、くはの跡も生々なま/\しいところへ、白いものが一つ落ちて居ります。
……天狗が乘りよるわいとおもてると、何んや家根の眞ん中に穴があいて、生々なま/\しい人間の手がプランとがつた。………
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
自分達は伯林ベルリン五日いつか滞在した。何となく支那風に重苦しい、そして田舎ゐなか者が成りあがつたやうに生生なま/\しいすべての感じは、其れ以上滞在して居られない様な気がした。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)