“しごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シゴト
語句割合
仕事49.9%
為事21.0%
裁縫7.6%
職業4.6%
爲事3.8%
事業3.5%
労働0.8%
職務0.8%
工事0.5%
縫物0.5%
仕業0.5%
任務0.5%
職責0.5%
運動0.3%
事件0.3%
作品0.3%
作業0.3%
医業0.3%
工作0.3%
従業0.3%
所業0.3%
技術0.3%
採炭0.3%
探偵事件0.3%
教務0.3%
0.3%
機関室0.3%
火事0.3%
紙芝居0.3%
耕作0.3%
苦役0.3%
裁縫物0.3%
課業0.3%
農事0.3%
金儲0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らねえでどうするもんか。さん、おめえのあかしの仕事は、のたまるぎじゃなくッて、色気のたまるしみじゃねえか」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「さようですね。僕は少し遣って見ようかと思っている為事がありますから、どうなりますか分りません。もう大変遅くなりました」
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
清三は夕暮れ近くまで、母親の裁縫するかたわらの暗い窓の下で、熊谷にいる同窓の友に手紙を書いたり、新聞を読んだりしていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「だから僕も田舎をめて来たような訳さ。それに、まあ差当りこれという職業も無いが、その内にはどうかなるだろうと思って——」
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それに毎日の自分の爲事の上から云つてもおちついて机に向ふ事が出來るし、我等の爲事に附きものである郵便の都合もたいへんによかつた。
樹木とその葉:04 木槿の花 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
てカアネエギイのやうに自分の腕一本で事業に成功した男は、得て自分の腕を自慢する余り、自分の鑑定をも信じたがるものなのだ。
「さうよ、土がまだ妙に冷たいもんな。」と、それと並んで同じ労働をしてゐる同じ年格好の、もう一人の男が云つた。そして、どこか不平をらすやうな調子でねた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
自分の境遇を輕蔑して見る樣になつて間もなくの事——其麽氣がし乍らも職務には眞面目なもので、毎日十一時頃に出て四時過ぎまでに、大抵は三百行位も書きこなすのだから
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
いことは一厘ないが強いばかりが男児ではないなあ、ハハハ、じっと堪忍して無理に弱くなるのも男児だ、ああ立派な男児だ、五重塔は名誉の工事
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
湯呑へ入れて店の若衆に隠して食べて居るから、お母さんお呉れって云ったら、らないと云ってね、広がって居るから縫物を踏んだら突飛して此処を打って、へ疵が出来たの
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
玄關敷臺掃出しながら如何に相手が青年でも日がない故とぼけるにも餘程たはへし五十兩の仕業だからアノ位なる狂言はせにや成舞と長庵は微笑みつゝ居たりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さて産土神様のお任務で、より大切なのは、矢張人間生死問題でございます。
『私は、自分の職責忠實にやつてる積りです。毎日出來るだけ忠實にやつてる積りです。毎晩町を歩いて、材料があるかあるかと、それ許り心懸けて居ります。そして昨晩も遲くまで、』
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
此処でやってる運動のこと? まさか、そんなことじゃァないわ。だったとしたら、どんな方法で……」
罠を跳び越える女 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
でも、私が出ちゃったら却って外部での運動が自由でやりいいわ。こうなるのが本望だったわね、あのゴリラの奴ったら、私を罠へかけるつもりで、その実、奴自身が罠に引っかかってるのよ。
罠を跳び越える女 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
こんな變つた事件も珍らしいから、俺も御用聞冥利と、徳力屋の主人が氣の毒さに引受けたが、今度といふ今度は、今までのやうには裁き切れない、——思ひ切つて變つたことを
彼は自嘲の習慣を持つてゐたので、自分の作品への偽つた解釈をちよいちよいやつてゐる。或る時彼は書いてゐる
だから他の者がその仕事場作業をしに行くと、その魂が腹を立てて邪魔をする事がある。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
後の医業は彼の父の友人で、に跡目を譲って隠居している隣村の頓野老人が来て、引受けてくれていたので、彼はただ一生懸命に勉強して大学を卒業するばかりであった。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
横鼻緒のと前鼻緒のとあって、横鼻緒の従業の方が多く、私もそれだったが、だめだった。不器用なためであったが、努力も怠っていた。私はその人の心に応えることをしなかった。
その人 (新字新仮名) / 小山清(著)
私の母親弓子が発狂した時に口走った事実を綜合すると、そうした伯父の非道な所業は全部事実と思われるばかりでない。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
虹野さんはそんな風に技術が良かった上に、小野鵞堂さんの字をお手本よりもズッと綺麗に書きましたので、私の弟子の刺繍に使う字をよく書いてもらいました。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
採炭場へ帰れ! 採炭を始めるんだ!」
坑鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
しかも罪人は一も早よう引っ捕えいと言う注文じゃから先ず、これ位、困難しい探偵事件はなかろうわい。
て、埃に染みた、黒の詰襟の洋服を着た校長の安藤が出て来て、健と代つて新入生を取扱かつた。健は自分のに行つて、その受持の教務にかゝつた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
一日四方八方いたれてつてて、れた二人景色めて櫻木大佐武村兵曹一隊水兵今日つて
実は早く君の様子を見に来ようと思ったけれども、水先案内の野郎が乗っているうちは、機関室の方が、忙しいのでね。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その時分には、私は未だやつと駆け出しの二つ目から中入前にもうやがてならうかと言ふ位のもので、火事師だつたら先づ纏持ちと言ふ様な一番辛い処です。
燕枝芸談 (新字旧仮名) / 談洲楼燕枝 二代(著)
紙芝居をすませて帰ってきますと、今里の青年会館の前に禁酒宣伝の演説会の立看板が立っていたので、どんなことを喋るのか、喋り方を見てやろうと思いながら、はいって聴きました。
アド・バルーン (新字新仮名) / 織田作之助(著)
邸境になつてゐる杉林に沿つたところを犂返へしてゐる一人の中年の男が、それに答へるやうに、何かで咽喉られてゐる皺嗄声で、「何だつてまだ耕作には時節が早過ぎるわ。」といた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
苦役から解放された、その間らくにしていられる日をすこし送るのだ。その束の間の愉楽が前から待たれるのだったのだ。
その人 (新字新仮名) / 小山清(著)
母親は今夜中に仕立ててしまわねばならぬ裁縫物があるので、遅くまでせっせと針を動かしていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
昔は夜道でも車を引いて歩いたことがあったが、この四五年は車を人に貸しているばかりで毎日軒の柱に掛けた小鳥のるのを見て日を暮している。庭へ出て蜘蛛を捕って来てやるのが課業である。
不思議な鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
吾等しい生涯では、農事多忙しくなると朝も暗いうちに起きて、燈火けて朝食を済ます。東の空が白々となれば田野へ出て、一日働くと女の身体は綿のようです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
世界中のインテリはみんな一種のコスモポリタン式エゴイストですからね。そうですそうです……貴女と握手すれば随分大きな金儲が出来ます。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)