“シゴト”のいろいろな漢字の書き方と例文

ひらがな：しごと

語句	割合
仕事	50.0%
為事	50.0%

仕事

流（ナガ）レ、澱（ヨド）ミテ淵（フチ）、怒（イカ）リテハ沸々（フツフツ）ノ瀬（セ）、懸（カカ）リテハ滝（タキ）、果（ハテ）ハ、ミナ一（イツ）。混（コン）トンノ海（ウミ）デアル。肉体（ニクタイ）ノ死亡（シボウ）デアル。キミノ仕事（シゴト）ノコルヤ、ワレノ仕事（シゴト）ノコルヤ。

創生記 (新字新仮名) ／ 太宰治(著)

以来（イライ）、十春秋（ジッシュンジュウ）、日夜転輾（ニチヤテンテン）、鞭影（ベンエイ）キミヲ尅（コク）シ、九狂一拝（キュウキョウイッパイ）ノ精進（ショウジン）、師（シ）ノ御懸念（ゴケネン）一掃（イッソウ）ノオ仕事（シゴト）シテ居（オ）ラレルナラバ、私（ワタクシ）、何（ナニ）ヲ言（イ）オウ、声（コエ）高（タカ）ク、「アリガトウ」ト明朗（メイロウ）、粛然（シュクゼン）ノ謝辞（シャジ）ノミ。

創生記 (新字新仮名) ／ 太宰治(著)

為事

民俗学の為事（シゴト）としては独立の民俗学、民俗学それ自身独立してやつて行つてゐる方面、それからまう一つ補助学科としての民俗学がある。

国語と民俗学 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)