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沸々
ふりがな文庫
“沸々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふつふつ
75.8%
ふつ/\
18.2%
ぶつぶつ
3.0%
フツフツ
3.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふつふつ
(逆引き)
ほとりの樹木など
沢山
(
たくさん
)
に
枯死
(
こし
)
しているのはその
熱泥
(
ねつでい
)
を吹き上げた
処
(
ところ
)
である。赤い泥の
沸々
(
ふつふつ
)
と煮え立っている光景は相変らず物すごい。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
沸々(ふつふつ)の例文をもっと
(25作品)
見る
ふつ/\
(逆引き)
『貴女は約束と違ふぢやありませんか。なぜ、美奈子さんをお連れになるのです。』それが、青年の心に、
沸々
(
ふつ/\
)
と湧き立つてゐる云ひ分であつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
沸々(ふつ/\)の例文をもっと
(6作品)
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ぶつぶつ
(逆引き)
私は
脹
(
ふく
)
れ
面
(
つら
)
をして容易に
起
(
た
)
たない。すると、
最終
(
しまい
)
には渋々会いはするが、後で金を
持
(
もっ
)
てかれたといって、三日も
沸々
(
ぶつぶつ
)
言ってる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
沸々(ぶつぶつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
フツフツ
(逆引き)
流
(
ナガ
)
レ、
澱
(
ヨド
)
ミテ
淵
(
フチ
)
、
怒
(
イカ
)
リテハ
沸々
(
フツフツ
)
ノ
瀬
(
セ
)
、
懸
(
カカ
)
リテハ
滝
(
タキ
)
、
果
(
ハテ
)
ハ、ミナ
一
(
イツ
)
。
混
(
コン
)
トンノ
海
(
ウミ
)
デアル。
肉体
(
ニクタイ
)
ノ
死亡
(
シボウ
)
デアル。キミノ
仕事
(
シゴト
)
ノコルヤ、ワレノ
仕事
(
シゴト
)
ノコルヤ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
沸々(フツフツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
沸
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
々
3画
“沸”で始まる語句
沸
沸騰
沸立
沸湯
沸返
沸然
沸上
沸燗
沸沸
沸流
“沸々”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
火野葦平
イワン・ツルゲーネフ
橋本五郎
山路愛山
谷譲次
二葉亭四迷
小島烏水
蘭郁二郎
高浜虚子