“熱泥”の読み方と例文
読み方割合
ねつでい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほとりの樹木など沢山たくさん枯死こししているのはその熱泥ねつでいを吹き上げたところである。赤い泥の沸々ふつふつと煮え立っている光景は相変らず物すごい。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
たぎり立つ熱泥ねつでいが見える。眺めていると、体ごと引込まれそうだ。丹尾はひとりごとのように言った。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)