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沸湯
ふりがな文庫
“沸湯”の読み方と例文
読み方
割合
にえゆ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にえゆ
(逆引き)
四角に
切
(
きっ
)
た豆腐の
真中
(
まんなか
)
を
匙
(
さじ
)
の先でくり抜いてその中へ玉子の黄身のザット
湯煮
(
ゆで
)
たのを落してそれをそうっと
沸湯
(
にえゆ
)
で湯煮て別に
葛
(
くず
)
の餡を
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
とツカ/\と立ち戻って来て、脇に掛って有った
薬鑵
(
やかん
)
を取って
沸湯
(
にえゆ
)
を口から掛けると、現在我が子與之助の顔へ掛ったから、子供は
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
茶釜を
溢
(
あふ
)
れた
沸湯
(
にえゆ
)
が、炭火の上に落ちてチューと言った音で米友は眼を
醒
(
さ
)
ましましたが、すぐにまた漕ぎはじめてしまいました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
沸湯(にえゆ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“沸湯”の意味
《名詞》
煮えたぎる湯。煮え湯。
(出典:Wiktionary)
沸
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“沸”で始まる語句
沸
沸騰
沸々
沸立
沸返
沸然
沸上
沸燗
沸沸
沸流
検索の候補
湯沸
湯沸器
“沸湯”のふりがなが多い著者
村井弦斎
作者不詳
泉鏡太郎
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡花
吉川英治