“冥利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうり76.9%
みやうり17.9%
めうり4.3%
みゃうり0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「六郷から向うは初めてだな」六助が励ますように云った、「金を貰って遊山旅をするようなもんだ、しょうばい冥利みょうりってものだぜ」
秋の駕籠 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
冥利みやうりといふものがございます。それに私の作つた草鞋は丈夫ださうで、山の手からわざ/\此處まで買ひに來るお客樣もございます」
、十九で殺しちやもつたいなさ過ぎます。ね、親分。十手冥利めうりにこいつは是が非でも下手人をあげて、思ひ知らさなきや蟲が納まりませんよ
うつくしうて、かしこうて、わしおもじにさするほど賢過かしこすぎた美人びじんゆゑ、おそらくは冥利みゃうりき、よもや天國てんごくへはのぼれまい。