“みょうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冥利78.8%
名利21.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつもの彼であれば、芸人冥利讃嘆のささやきを呟いてくれる、そうした人たちの方へ、礼ごころの一瞥はあたえたかも知れない。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「お前さんの前だが、沈魚落雁閉月羞花、へっへ、卍って野郎も考えて見りゃあ悪党冥利の果報者——ほい、えらく油あ売りやした。」
「まことに仰せの通りでございます。私が山林に行って閑居を願う心は永く名利の望みを止めて静かに仏法を修業しようとの為でございます」
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
理性がくその機能の蠕動をもって自覚の徴候を示すようになって来たのである。しかしとんぼの代りに名利を釣る。世間の誰しもがそういう考になる。