“名利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうり72.7%
めいり15.2%
みやうり12.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何年か後、この大次郎の名利みょうりの力と、佐助の金力と、利七——女のちからとで、煩悩の怪物出羽を仕留めようとの策謀なのだった。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ということになりおわる。僕は決して名利めいりが悪いとは言わない。名も利も求めずして来たるものならば、こばむべきものとは思わない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
云べき詞もなく名利みやうりの程もおそろしと兩人涙にくれて居たりしに武藏屋長兵衞は委細ゐさい引受ひきうけて世話をなさんといふ彌々いよ/\打喜び我々夫婦の命を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)