“冥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くら66.7%
めい14.3%
おほ4.8%
つむ4.8%
ねむ4.8%
みやう4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(『秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)』に曰く、「生まれ生まれ生まれ生まれて生のはじめに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
寥(りょう)たり廓(かく)たり、沖漠希夷たり、窈(よう)たり冥(めい)たり、妙明離微たり、はるかに迷悟凡聖の際を出でて、生死涅槃(ねはん)の域をこゆ。際を出ずるをもってのゆえに、よく迷悟に入り、よく凡聖に入る。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
目を冥(おほ)ふといふことから出て居るので、希臘の古代に神秘、乃ちミステーリオン(Μυστηριον)と云へば、宗教の儀式で——たとへば、エレウシスに祭つてあつた※物の母神
神秘的半獣主義 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
一たん眼を冥(つむ)つた友はまたぱつと開いて私の顔を真面(まとも)に見た。これも昔見た友の癖である。
過去世 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
瑜ちゃんや、可憐(かわい)そうにお前はあいつ等の陥穽(かんせい)に掛ったのだ。天道様(てんとうさま)が御承知です、あいつ等にもいずれきっと報いが来ます。お前は静かに冥(ねむ)るがいい。
薬 (新字新仮名) / 魯迅(著)
冥(みやう)をぬく「おもひ」の上枝(ほつえ)
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)