“命冥加”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いのちみょうが92.3%
いのちみやうが7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
命冥加いのちみょうがな奴ではある。かえすがえす、ありがたいと思え。したが、このことを以て、楠木党の甘さと見たら大間違いだぞ」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仏の異名いみょうを受けて命冥加いのちみょうがにありつき、こうして四十の坂を越しても、ともかく、ぴんぴんとして今日が送れるというのは
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「生きてゐたのか平次、命冥加いのちみやうがな奴だ」