トップ
>
真面
ふりがな文庫
“真面”のいろいろな読み方と例文
旧字:
眞面
読み方
割合
まとも
82.6%
まがお
6.5%
まおもて
4.3%
まじめ
4.3%
まむき
2.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まとも
(逆引き)
日の光が斜めに窓からさし込むので、それを
真面
(
まとも
)
に受けた大尉の
垢
(
あか
)
じみた横顔には
剃
(
そ
)
らない
無性髯
(
ぶしょうひげ
)
が一本々々針のように光っている。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
真面(まとも)の例文をもっと
(38作品)
見る
まがお
(逆引き)
奥州仙台
陸奥守
(
むつのかみ
)
がお通りになるという
千住
(
せんじゅ
)
の方面から、中仙道の板橋あたりでも、お爺さんやお婆さんが、
真面
(
まがお
)
になってその噂をしているほどに評判になりました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
真面(まがお)の例文をもっと
(3作品)
見る
まおもて
(逆引き)
水平線上は一脈
金色
(
こんじき
)
である。朱に溶けたその波を、火の鳥のように直線に飛んで、
真面
(
まおもて
)
に銅像を射たのであった。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真面(まおもて)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
まじめ
(逆引き)
「そら、さっき、
真面
(
まじめ
)
目そうな顔をなすって、馬の脊髄がどうだのこうだのって、すっかり私をかついでおしまいなすったじゃありませんか。」
愚かな一日
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
真面(まじめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
まむき
(逆引き)
谷へ出た松の枝に、まるで、一軒家の背戸のその二人を
睨
(
にら
)
むよう、
濶
(
かっ
)
と
眼
(
まなこ
)
を
睜
(
みひら
)
いて、紫の緒で、
真面
(
まむき
)
に
引掛
(
ひっかか
)
っていたのです。……
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真面(まむき)の例文をもっと
(1作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“真面”で始まる語句
真面目
真面目顔
検索の候補
真面目
生真面目
大真面目
不真面目
真面目顔
糞真面目
極真面目
生真面
真正面
真当面
“真面”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
犬養健
中里介山
大阪圭吉
島崎藤村
ニコライ・ゴーゴリ
小島烏水
牧逸馬
蘭郁二郎
渡辺温