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まむき
ふりがな文庫
“まむき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
真向
61.9%
眞向
14.3%
正面
9.5%
正向
4.8%
真正面
4.8%
真面
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真向
(逆引き)
「百夜はおろか、二百夜、千夜、出離の
御功力
(
みくりき
)
をたまわるまでは、振り向いてはならぬ。まだ
真向
(
まむき
)
にこの
御扉
(
みとびら
)
のうちへこそ向え」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まむき(真向)の例文をもっと
(13作品)
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眞向
(逆引き)
友の眠に就きし後、われは猶
寖
(
やゝ
)
久しく出窓に坐して、
外
(
と
)
の
方
(
かた
)
を眺め居たり。こゝよりは
啻
(
たゞ
)
に廣こうぢの
隈々
(
くま/″\
)
迄見ゆるのみならず、かのヱズヰオの山さへ
眞向
(
まむき
)
に見えたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
まむき(眞向)の例文をもっと
(3作品)
見る
正面
(逆引き)
正面
(
まむき
)
の
肋
(
あばら
)
のあたりを、
庖丁
(
ほうちょう
)
の背でびたびたと叩いて
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まむき(正面)の例文をもっと
(2作品)
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正向
(逆引き)
とおかしそうに
正向
(
まむき
)
に見られて、
奴
(
やっこ
)
は、口をむぐむぐと、
顱巻
(
はちまき
)
をふらりと下げて
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まむき(正向)の例文をもっと
(1作品)
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真正面
(逆引き)
……私はそれから裏口の
梔子
(
くちなし
)
の蔭に
莚
(
むしろ
)
を敷きまして、
煙管
(
きせる
)
を
啣
(
くわ
)
えながら
先刻
(
さいぜん
)
の
蒸籠
(
せいろ
)
の
繕
(
つくろ
)
い残りを
綴
(
つづ
)
くっておりましたが、そこから梔子の枝越しに、離家の座敷の
内部
(
ようす
)
が
真正面
(
まむき
)
に見えますので
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
まむき(真正面)の例文をもっと
(1作品)
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真面
(逆引き)
谷へ出た松の枝に、まるで、一軒家の背戸のその二人を
睨
(
にら
)
むよう、
濶
(
かっ
)
と
眼
(
まなこ
)
を
睜
(
みひら
)
いて、紫の緒で、
真面
(
まむき
)
に
引掛
(
ひっかか
)
っていたのです。……
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まむき(真面)の例文をもっと
(1作品)
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