“御扉”の読み方と例文
読み方割合
みとびら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堂守の妙達とは、日ごろ顔見知りだったので、御扉(みとびら)を開けてくれたのも、薄い夜の具(もの)をかしてくれたのも、みな彼の親切だった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「百夜はおろか、二百夜、千夜、出離の御功力(みくりき)をたまわるまでは、振り向いてはならぬ。まだ真向(まむき)にこの御扉(みとびら)のうちへこそ向え」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十二間(けん)四面の新しい木の香にかがやいている伽藍(がらん)には、紫の幕が張りまわされ、開かれた内陣の御扉(みとびら)には、おびただしい灯りが耀(かがや)いて見える。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)