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肋
ふりがな文庫
“肋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あばら
88.3%
ひばら
5.0%
ろく
1.7%
わきぼね
1.7%
アバラ
1.7%
リブ
1.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あばら
(逆引き)
確かに手応えはあったが、ガーンという音と共に、太刀持つ拙者の手がピーンと
痺
(
しび
)
れて厶る。黒装束の下に、南蛮鉄の一枚
肋
(
あばら
)
の
鎧
(
よろい
)
を
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
肋(あばら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひばら
(逆引き)
と
後
(
あと
)
へ
退
(
さが
)
るところを藪蔭からプツーリ繰出した槍先にて、渡邊の
肋
(
ひばら
)
を深く突く
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
肋(ひばら)の例文をもっと
(3作品)
見る
ろく
(逆引き)
彼は、アンの腰に、
丈夫
(
じょうぶ
)
な
綱
(
ロープ
)
がふた巻もしてあるのを発見した。しかもその綱の先は、防空壕の
肋
(
ろく
)
材の一本に、堅く結んであった。まるで
囚人
(
しゅうじん
)
をつないであるような有様であった。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
肋(ろく)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
わきぼね
(逆引き)
それ鶏の
肋
(
わきぼね
)
は、これを食らわんとするも肉なく、これを捨てんとするも捨て難き味あり、いま直面している戦は、あたかも肉なき鶏の肋を口にねぶるに似たりとの思し召かと拝察いたす。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肋(わきぼね)の例文をもっと
(1作品)
見る
アバラ
(逆引き)
荒々シク捲キアゲテユク地底ノ落暉 ソノ
肋
(
アバラ
)
逸見猶吉詩集
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
肋(アバラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
リブ
(逆引き)
破風
(
はふ
)
に続く破風、大きな銅の瓦、屋根の角稜への重々しい
肋
(
リブ
)
、偉大な屋根の堂々たる曲線、最高の
屋梁
(
むね
)
の両端に、陽光を受けて輝く、純金の鱗を持つ厖大な
海豚
(
いるか
)
等で、見る者に驚異の印象を与える。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
肋(リブ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“肋(
肋骨
)”の解説
肋骨(ろっこつ)は、胸部内臓を覆う骨であり、脊椎・胸骨とともに胸郭を形成している。あばら骨とも言い、脊椎から内臓を取り囲む形で付いている。ほとんどの脊椎動物には肋骨があり、外界からの衝撃から内臓を保護する役割を果たしている。
(出典:Wikipedia)
肋
漢検準1級
部首:⾁
6画
ヒトの体に関する漢字
鼻
鼓膜
黒子
鳩尾
髭
髪
首
顔
顎
額
頸
頭
頬
雀斑
関節
踵
踝
足
舌
臑
...
“肋”を含む語句
肋骨
肋材
肋肉
肋膜
肋膜炎
鶏肋
肋木
肋立
肋状
真肋骨
肋軟骨化骨
板肋虬髯
肋骨君
肋骨服
肋骨材
肋骨材等
脇肋
雞肋
崖肋腹
“肋”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
三上於菟吉
国枝史郎
梅崎春生
牧逸馬
作者不詳
中里介山
南方熊楠
夏目漱石