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まつかう
ふりがな文庫
“まつかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
真向
40.9%
抹香
27.3%
眞向
22.7%
驀向
4.5%
真額
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真向
(逆引き)
昼の蝋燭が鼻の
真向
(
まつかう
)
にしんみりと光り輝く、眼と眼とが
凝
(
ぢつ
)
とその底から吸ひ付くやうに差覗く……つくづくと
陰影
(
かげ
)
と霊魂と睨み会つたまま底の底から自愛と憐憫の心とが切々と滲み出る。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
まつかう(真向)の例文をもっと
(9作品)
見る
抹香
(逆引き)
額
(
がく
)
だアな、
此方
(
こつち
)
へお
出
(
い
)
で、こゝで
抹香
(
まつかう
)
を
供
(
あげ
)
るんだ、
是
(
これ
)
がお
堂
(
だう
)
だよ。梅「へえゝ
是
(
これ
)
が
観音
(
くわんおん
)
さまで……これは
何
(
なん
)
で。近「お
賽銭箱
(
さいせんばこ
)
だ。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
まつかう(抹香)の例文をもっと
(6作品)
見る
眞向
(逆引き)
醫學
(
いがく
)
の
原則
(
げんそく
)
は、
醫者等
(
いしやら
)
をして
貴方
(
あなた
)
に
實
(
じつ
)
を
云
(
い
)
はしめたのです。
然
(
しか
)
しながら
私
(
わたし
)
は
軍人風
(
ぐんじんふう
)
に
眞向
(
まつかう
)
に
切出
(
きりだ
)
します。
貴方
(
あなた
)
に
打明
(
うちあ
)
けて
云
(
い
)
ひます、
即
(
すなは
)
ち
貴方
(
あなた
)
は
病氣
(
びやうき
)
なのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
まつかう(眞向)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
驀向
(逆引き)
振り向く途端に
驀向
(
まつかう
)
より岩も裂けよと打下すは、ぎら/\するまで硎ぎ澄ませし釿を縦に其柄にすげたる大工に取つての刀なれば
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
今晩なぞとは手ぬるいぞ、と
驀向
(
まつかう
)
から
焦躁
(
じれ
)
を吹つ掛けて、飲め、酒は車懸り、
猪口
(
ちよく
)
は巴と廻せ廻せ、お房
外見
(
みえ
)
をするな、春婆大人ぶるな
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
まつかう(驀向)の例文をもっと
(1作品)
見る
真額
(逆引き)
漸
(
やうや
)
くその顔の
明
(
あきらか
)
に見ゆる
隙
(
ひま
)
を求めけるが、別に
相対
(
さしむか
)
へる人ありて、髪は黒けれども
真額
(
まつかう
)
の
瑩々
(
てらてら
)
禿
(
は
)
げたるは、先に
挨拶
(
あいさつ
)
に
出
(
い
)
でし家扶の畔柳にて、今一人なるその人こそ、
眉濃
(
まゆこ
)
く
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
まつかう(真額)の例文をもっと
(1作品)
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