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驀向
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まつかう
ふりがな文庫
“
驀向
(
まつかう
)” の例文
振り向く途端に
驀向
(
まつかう
)
より岩も裂けよと打下すは、ぎら/\するまで硎ぎ澄ませし釿を縦に其柄にすげたる大工に取つての刀なれば
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
今晩なぞとは手ぬるいぞ、と
驀向
(
まつかう
)
から
焦躁
(
じれ
)
を吹つ掛けて、飲め、酒は車懸り、
猪口
(
ちよく
)
は巴と廻せ廻せ、お房
外見
(
みえ
)
をするな、春婆大人ぶるな
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
なんと、と一声烈しく鋭く、
頸首
(
くびぼね
)
反
(
そ
)
らす一二寸、眼に角たてゝのつそりを
驀向
(
まつかう
)
よりして瞰下す源太。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
驀
漢検1級
部首:⾺
20画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“驀”で始まる語句
驀地
驀進
驀
驀然
驀直
驀出
驀走