その大合唱が、鐘と太鼓とあらゆる抹香臭い鳴物を動員した交響曲と共に、墨田川の水に響いて、淺草の觀音樣まで聽えたといふ話。
江戸の夏を飾る年中行事も一わたり濟んで、この上は抹香臭いお盆を待つばかりといふ頃。
“抹香”の意味
“抹香”の解説
抹香(まっこう)は、香のひとつで粉末状の香をいう。
かつては、沈香やビャクダン(白檀)などが用いられたが、現在は主にシキミ(樒)の樹皮と葉を乾燥して、粉末にしたものが用いられる。
古い時代には、仏塔などで蒔くように使われたが現在では主に焼香用に用いられる。
また、沈香などの抹香に貝殻などの甲香(こうこう)を混ぜて練ったものを練香(ねりこう、=煉香)といい、合香(あわせこう)、薫物(たきもの)などとも称される。
(出典:Wikipedia)
かつては、沈香やビャクダン(白檀)などが用いられたが、現在は主にシキミ(樒)の樹皮と葉を乾燥して、粉末にしたものが用いられる。
古い時代には、仏塔などで蒔くように使われたが現在では主に焼香用に用いられる。
また、沈香などの抹香に貝殻などの甲香(こうこう)を混ぜて練ったものを練香(ねりこう、=煉香)といい、合香(あわせこう)、薫物(たきもの)などとも称される。
(出典:Wikipedia)