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抹香臭
ふりがな文庫
“抹香臭”の読み方と例文
読み方
割合
まっこうくさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まっこうくさ
(逆引き)
「仏屋善右衛門は面白いね。
抹香臭
(
まっこうくさ
)
い商売に能く調和している。それに仏具屋町が有難い」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
まるで、明るみの中を歩くように、雑多にころがっている、仏具や、金仏の間を、巧みに
趾先
(
あしさき
)
さぐりに通り抜けて、近づいたのが、
須弥壇
(
しゅみだん
)
の前——
抹香臭
(
まっこうくさ
)
さ、かび臭さが鼻を
撲
(
う
)
つ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
彼岸花、
天蓋花
(
てんがいばな
)
、
死人花
(
しびとばな
)
、幽霊花、狐花などという、あまり好ましくない和名が民間に行われている
故以
(
ゆえん
)
であろう。その中で穏かなのは彼岸花というのだけである。それとても
抹香臭
(
まっこうくさ
)
い。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
抹香臭(まっこうくさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
抹
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“抹香”で始まる語句
抹香
抹香鯨
抹香弄
検索の候補
抹香
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“抹香臭”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
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佐々木邦
野村胡堂