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趾先
ふりがな文庫
“趾先”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つまさき
50.0%
あしさき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまさき
(逆引き)
この一
挺
(
ちょう
)
のかご、走りは走りだしたものの、先棒の
趾先
(
つまさき
)
は、いつまでも、浅草の方角を指してはいないのだ。東南に、急ぐべきを、あべこべに、西北へ
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
十本あまりの毒刃は、ズ、ズ、ズと、
趾先
(
つまさき
)
ですり寄る刺客たちと一緒に、二人の前後に押し迫る。それが、二間に足らぬところまで来ると、おのずと止って、シーンとした
静寂
(
せいじゃく
)
——死の沈黙。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
趾先(つまさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
あしさき
(逆引き)
まるで、明るみの中を歩くように、雑多にころがっている、仏具や、金仏の間を、巧みに
趾先
(
あしさき
)
さぐりに通り抜けて、近づいたのが、
須弥壇
(
しゅみだん
)
の前——
抹香臭
(
まっこうくさ
)
さ、かび臭さが鼻を
撲
(
う
)
つ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
趾先(あしさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
趾
漢検1級
部首:⾜
11画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“趾”で始まる語句
趾
趾尖
趾指
趾跡