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あしさき
ふりがな文庫
“あしさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
足端
33.3%
足先
33.3%
足尖
11.1%
趾先
11.1%
趾尖
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足端
(逆引き)
暗い中から
驟雨
(
ゆうだち
)
のような初夏の雨が吹きあげるように降っていた。道夫は
傾斜
(
こうばい
)
の急な
径
(
こみち
)
を
日和下駄
(
ひよりげた
)
を
穿
(
は
)
いた
足端
(
あしさき
)
でさぐりさぐりおりて往った。
馬の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
あしさき(足端)の例文をもっと
(3作品)
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足先
(逆引き)
佛桑花色
(
ぶつさうげいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、優しくも色の
褪
(
さ
)
めたところが
返咲
(
かへりざき
)
の
女
(
をんな
)
の不思議な愛のやうな
佛桑花色
(
ぶつさうげいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、おまへの
刺
(
とげ
)
には
斑
(
ふ
)
があつて、おまへの爪は隱れてゐる、その
天鵞絨
(
びろうど
)
の
足先
(
あしさき
)
よ、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
あしさき(足先)の例文をもっと
(3作品)
見る
足尖
(逆引き)
二人の身体は
逆様
(
さかさま
)
に馬の上から墜落すると、抱き合ったまま砂地の上を転った。蹴り合い、踏み合う彼らの
足尖
(
あしさき
)
から、砂が跳ね上った。草葉が飛んだ。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
あしさき(足尖)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
趾先
(逆引き)
まるで、明るみの中を歩くように、雑多にころがっている、仏具や、金仏の間を、巧みに
趾先
(
あしさき
)
さぐりに通り抜けて、近づいたのが、
須弥壇
(
しゅみだん
)
の前——
抹香臭
(
まっこうくさ
)
さ、かび臭さが鼻を
撲
(
う
)
つ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
あしさき(趾先)の例文をもっと
(1作品)
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趾尖
(逆引き)
いじらしいわが心。わたくしは父よりもわたくし自身穢されたような気がして、スーツケースの横腹を白足袋の
趾尖
(
あしさき
)
で蹴りつけます。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
あしさき(趾尖)の例文をもっと
(1作品)
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