“趾指”の読み方と例文
読み方割合
あしゆび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朴の枝から葉の方へと匍ひ出しては身體の重みで滑りさうになり、葉の縁を趾指あしゆびで掴んで支へようとするが、到頭落ちてしまふ。何度も鉢の土だの床だのの上に落ちた。
かめれおん日記 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)