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『秋の駕籠』
ふりがな文庫
『
秋の駕籠
(
あきのかご
)
』
魚金の店は北八丁堀の河岸にあった。二丁目と向き合った角で、東と南の両方から出入りができた。魚金は一膳めしと居酒を兼ねた繩のれんであるが、造作もちょっと気取っているし、いつも掃除がゆき届いていて、さっぱりとした洒落れた感じの店であった。板場の …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1952(昭和27)年12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約59分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
あ
)
先
(
せん
)
喰
(
た
)
放
(
ほ
)
洒落
(
しゃ
)
疋
(
びき
)
剥
(
む
)
定
(
きま
)
尖
(
さき
)
昏
(
くら
)
暢
(
のん
)
框
(
がまち
)
溜
(
た
)
甲
(
かぶと
)
赫
(
あか
)
辻待
(
つじま
)
面
(
つら
)
不味
(
まず
)
伴
(
つ
)
儲
(
もう
)
冥利
(
みょうり
)
冴
(
さ
)
剃
(
そ
)
剃刀
(
かみそり
)
半刻
(
はんとき
)
単衣
(
ひとえ
)
博奕
(
ばくち
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呷
(
あお
)
咏
(
よ
)
唆
(
そそ
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
喧嘩
(
けんか
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
垢
(
あか
)
大店
(
おおだな
)
宿酔
(
ふつかよい
)
寧
(
むし
)
小女
(
こおんな
)
小鍋
(
こなべ
)
尖
(
とが
)
尤
(
もっと
)
廓
(
くるわ
)
怨霊
(
おんりょう
)
悠
(
ゆっ
)
惚
(
ほ
)
拵
(
こしら
)
挺
(
ちょう
)
掻
(
か
)
揃
(
そろ
)
揉
(
も
)
撫
(
な
)
敲
(
たた
)
日枝
(
ひえ
)
曳
(
ひ
)
椀
(
わん
)
橙色
(
だいだいいろ
)
此処
(
ここ
)
歪
(
ゆが
)
気障
(
きざ
)
水瓶
(
みずがめ
)
海苔
(
のり
)
温和
(
おとな
)
潰
(
つぶ
)
燗
(
かん
)
狼狽
(
ろうばい
)
疳
(
かん
)
痕
(
あと
)
痩
(
や
)
癇癪
(
かんしゃく
)
癪
(
しゃく
)
盃
(
さかずき
)
眩暈
(
めまい
)
睨
(
にら
)
稼
(
かせ
)
箪笥
(
たんす
)
縹緻
(
きりょう
)
美味
(
うま
)
肘
(
ひじ
)
肚
(
はら
)
肴
(
さかな
)
脆
(
もろ
)
脛
(
すね
)
膏
(
あぶら
)
膝
(
ひざ
)
膳
(
ぜん
)
艶
(
つや
)
葱
(
ねぎ
)
蒼
(
あお
)
藪
(
やぶ
)
行燈
(
あんどん
)
袂
(
たもと
)
袴
(
はかま
)
覗
(
のぞ
)
覘
(
ねら
)
訊
(
き
)
訊問
(
じんもん
)