“狂言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きやうげん45.8%
きょうげん37.5%
からくり4.2%
けうげん4.2%
しべえ4.2%
チヤウゲン4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……狂言はまだないが、古寺廣室孤屋のたそがれを舞臺にして、ずらりとんだら、んだだけで、おもしろからう。
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
徳川時代の狂言作者は、案外ずるく頭が働いて、観客の意識の底に潜在している微妙な心理にびることがみであったのかも知れない。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
お糸と役者の乳繰えを嫉妬んで、よんべおりきんとこから出て来る役者を、ここらで待ってばっさりり、えこう、えれえ手の組んだ狂言やがったのう、やいやい、小僧、どうでえ
師走世間せわしきを、ことらみて綾羅をかざり、一昨日そろひしと芝居狂言から面白新物の、これをのがしてはと娘共ぐに、見物は十五日
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「うふふ、せっかく、狂言の幕の割れるところだ。面白えから付いて来なせえ。」
村々特有の狂言(能狂言・俄などに似た)を行うて、後は芸尽しになる。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)