“まがこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
狂言50.0%
曲事50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流れの清きにでて手にむすびつらんとよませ給ふにやあらんを、後の人の毒ありといふ一一〇狂言まがことより、此の端詞はしことばはつくりなせしものかとも思はるるなり。
かう浅ましき身を海にもらで、人の御心をわづらはし奉るはつみ深きこと。今の詞はあだならねども、只酔ごこちの一一〇狂言まがことにおぼしとりて、ここの海にすて給へかしといふ。
「曲る」は禍津日まがつひ曲事まがことなどのマガで、なおきに反し、普通には避けらるべき行為である。
八坂瓊之曲玉考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)