“娘共”の読み方と例文
読み方割合
むすめども100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或(ある)ひは娘共(むすめども)が仰向(あふむけ)に臥(ね)てゐる時分(じぶん)に、上(うへ)から無上(むしゃう)に壓迫(おさへつ)けて、つい忍耐(がまん)する癖(くせ)を附(つ)け、難(なん)なく強者(つはもの)にしてのくるも彼奴(きゃつ)の業(わざ)。乃至(ないし)は……
師走(しはす)の月(つき)は世間(せけん)一躰(たい)物(もの)せわしき中(なか)を、こと更(さら)に選(ゑ)らみて綾羅(きら)をかざり、一昨日(おとゝひ)出(で)そろひしと聞(き)く某(それ)の芝居(しばゐ)、狂言(けうげん)も折(をり)から面白(おもしろ)き新物(しんもの)の、これを見(み)のがしてはと娘共(むすめども)の騷(さわ)ぐに、見物(けんぶつ)は十五日
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
マーキュ はて、戀(こひ)が盲(めくら)なら的(まと)を射中(いあ)てることは出來(でき)まい。今頃(いまごろ)はロミオめ、枇杷(びわ)の木蔭(こかげ)に蹲踞(しゃが)んで、あゝ、予(わし)の戀人(おてき)が、あの娘共(むすめども)が内密(ないしょ)で笑(わら)ふ此(この)枇杷(びは)のやうならば、何(なん)のかのと念(ねん)じて居(ゐ)よう。