“娘子軍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうしぐん63.6%
ろうしぐん18.2%
じようしぐん9.1%
アマゾン9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切符売場から、楽屋口から、待合室から、劇場を十重廿重にとりまいて占領した娘子軍じょうしぐんは、実にボージャク無人、余人をよせつけない。
そして二人はカフェ・ネオンに於けるまさしく男子現業員の全部で、そして気の毒にも一階受持ちの女給八人、二階受持ちの女給七人、合計十五人の娘子軍ろうしぐんに対し
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
娘子軍じようしぐんの一隊を引率ひきつれて、散歩や映画を見廻ることが連日のことになつてきた。
狼園 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
「皆なが、先生を呼んでゐる——私達も出掛けるんですよ、私達の娘子軍アマゾンも……」
ダニューヴの花嫁 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)